ぶつぶつ・・・。 硫黄島からの手紙&父親たちの星条旗
ジャンルわけなんてできないですね。「ぶつぶつ」ですから・・・。
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No,1011

硫黄島からの手紙&父親たちの星条旗

20080210001.jpg
 これまた先週借りた5本のうちの1本・・・じゃなくて2本。言わずと知れたクリントイーストウッド監督作品で、第2次世界大戦末期、圧倒的な軍事力を誇る米軍が日本軍相手に攻略が困難であった硫黄島(いおうとう)での戦いを、日米双方の視点から描いた2作品。ただ、監督は両方ともイーストウッドなので、正確には共にアメリカ側の視点ということになるのでしょうが、コレまでのアメリカ映画にはない描き方であったように思います。


 戦争映画はホラー映画同様、レンタルDVD屋さんに置いてあるほとんどの作品を見ています。この作品も公開当初から見てみたいナァと思っておりましたが、なにぶん映画館に行くのが億劫なのでレンタル開始を待っており、いつの間にか忘れておりました。先週火曜日に久々にお店に行ってみたところ、それぞれ1本ずつだけ残って(10本ずつぐらい並んでいましたが全部貸し出し中)いるという幸運に恵まれ借りてきました。この時他にホラーも3本借りていたので見たのは金曜の夜。先に父親たちの星条旗から見始めましたが、週末金曜の夜と言うことと酔っぱらって居たことも手伝って、開始30分で寝ましたよ。話が全然わからなくて・・・。土曜の夜に今度は硫黄島からの手紙を見ましたが、順番から言ってコチラを見る方が先かなぁ。わかりやすいですから。硫黄島の方を見てからであれば、ほぼ回想シーンのつぎはぎで出来ている星条旗の方も理解しやすいです。
 以下感想です。

硫黄島からの手紙
 まずは俳優陣ですが、私の中の渡辺謙ってのはいかにも傍若無人な感じがするのですが、それが栗林中将役というのはちょっとイメージが合わなかったかなぁ。中村獅童は適役でしたね。あのちょっと抜けてる感じの顔つきが、当時の日本人の思想を現代人が見ると愚かに感じられる点を見た目からも表現しています。『クリントイーストウッドも勉強したんだなぁ』と前述しましたが、日本人が監督なら絶対にあり得なかったであろう人物像が、あの最後まで生き残ったパン屋。日本のアイドルグループの一人のようですが、戦場において全く緊張感が欠けている顔つきと台詞回し。最初から最後まで違和感がありましたよ。嫁さんの花子もパン屋である旦那にタメ口です。本当はああいう日本兵も嫁もいたのかもしれませんが、今まで見た戦争映画にはなかったキャラなのでちょっとぉ・・・という感じです。
 この映画では日本兵がたくさん死にます。現に武力の差を考えれば本当にたくさんの人たちが亡くなったことでしょう。手榴弾での自決シーンがありますが、一人1個ずつ使って死んでいきます。手榴弾ってあんなに爆発力が小さいんですね。あれだけそばにいたら、2~3人一緒に吹き飛んでしまうと思ってましたよ。
 アメリカ人が日本兵を描くと、捕虜を捕虜とも思わずすぐに殺してしまいますが、この映画では薬が少ない中、手当をしていましたし、逆にアメリカ兵は捕虜を大事に扱って、いかにも紳士な装いとなることがほとんどですが、2人の日本兵を『見張りが面倒だから』という理由で銃殺してしまうシーンもありました。あれはアメリカでは受け入れられたのかな?途中、憲兵を解雇されて送られてきた清水上等兵の回想シーンで出てきた犬の飼い主のおばさん。いかにも『昭和の日本のおばさん』という感じでしたが、あの女優さんの名前が『ブラック縁』だったことが一番衝撃的でした。
 ひとつだけ腑に落ちないのは、栗林中将の故郷の子ども達が歌ってくれた歌が無線で流れるシーンがありましたが、どう考えてもあのメロディは日本のものではないような気が・・・。

父親たちの星条旗
 こちらの戦争シーンはアメリカ人が作ったアメリカらしい映画で、特にこれまでの映画と大きな違いは無かったように思います。まぁ、『硫黄島』のおまけとして見るべきでしょうか。ただ、硫黄島では日本軍にほとんど武器も無く、上陸時にはほぼ無抵抗だったように描かれていますが、こちらではかなりの軍備が整っていて、たくさんのアメリカ兵が死んでいました。あれだけの軍事力を持っているのに、なんであんな中途半端な空爆で上陸したのか疑問に思いましたが、ようするにお金がなかったようですね。映画の中身も、ヒーローに仕立て上げられた3人の軍人が、国債発行の宣伝で国中を回っている中で、硫黄島での出来事を回想していくという形で話が進んでいましたから。
 『硫黄島のおまけ』と先ほど表現しましたが、1点だけ、私の中の『アメリカ人の認識』を変えるシーンがありました。映画の最後です。これまで私はアメリカ人というのは戦争は正義であり、国や星条旗を何よりも大切に思い敬服しているのかと考えておりましたが、映画の最後のシーンで
「国のために命を落とすという愚かな行為を肯定するためにヒーローを作り出さなければならなかった」
という表現がありました。現代の日本人には当たり前の発想ですが、アメリカ人が『愚かな行為』と表現したのは、少なくとも私は初めて耳にしましたよ。この1点についてはとても評価出来るものであり、前文科相の伊吹さんに見せてやりたかったですね。そうすればあんな愚かな教育改革もなかったかもしれません。
 確かに今の若者は私も含めて、身勝手すぎるかもしれません。NHK料金や年金の不払いも、不正や失態が発覚しなかったとしても払わない者は払っていなかったでしょう。あれは絶好の理由を後付けしただけだと思います。子ども達を見ても、『困っている人を助けよう』とか『どうやって助けて良いかわからないけどなんとかしなきゃ』という葛藤とかもなくなり、だんだん周囲に無関心になりつつあります。ただ、それを補うために国旗を敬う思想を教えるのは間違いではないでしょうか?私は単なる偶像崇拝に過ぎないように思えてなりません。
 『父親たちの星条旗』というタイトルも、初めはただ硫黄島の擂鉢山山頂に旗を立てたから付いた名前かと思っておりましたがそうではなく、父親達にとっては星条旗は絶対服従しなければならない、かつての日本の天皇のような存在であった(過去形)と言いたかったのではないでしょうか。
【2008/02/13 06:39】 酒と映画と音楽と | トラックバック(0) |
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