ぶつぶつ・・・。 第36話 平磯岬
ジャンルわけなんてできないですね。「ぶつぶつ」ですから・・・。
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No,1473

第36話 平磯岬

平磯岬 撮影場所~平磯岬(と思われる場所)
20090807002.jpg
 しばらくぶりの大ハズレ岬でしたよ。
20090807001.jpg
 大人一人8800円2食付き、バス・トイレはユニット。隣のホテルまで行けば大浴場アリ。クーラー完備(初!)。晩ご飯は和牛(たぶん道内産)ステーキ。洗面所にはコンセントが無いためにヘアーセットしづらい。窓汚い。晩ご飯次々とやってくる。でもワインだけはほぼ原価提供という、あまり褒めるところのない宿での朝ご飯がコレ。メインディッシュはサンマの蒲焼きでしょうか?この倍の量が入った缶詰3個パックで178円っていうセール、よくやっています。でもまぁホテルの朝ご飯なんてこんなもんでしょうか。バイキングとか言ったって品数あるけどどれも不味い。自分で持ってこなくていいぶん良しとしましょうか。ただねぇ、この日、朝ご飯を食べていたのは私たちだけではなかったのですよ。どうやら朝食のみでの予約でお一人いらっしゃった様子。晩ご飯は市内でお寿司を食べたんですって。なんでそんなこと知ってるかわかります?いやはや、疲れましたよ。
 私たちが席についてものの数分と経たないうちに彼がやってきました。勿論、朝食は同じメニュー。おばあちゃん捕まえて
「え、コレなの。僕ねぇ、1年365日、朝はパンなんだよねぇ。できない?」
「そうですか(´ー`)」
 おばあさん、話を聞いているようだが相手にせず。
「できない?あそう。いや、コレでもいいんだけどねぇ・・・。」
 若干がかりな様子の彼。おもむろにフリードリンクコーナー(客は私たち3人だけだが、牛乳、オレンジジュース、コーヒー、水が用意してあった)に行ってまずは牛乳を一杯。
ゴキュッ、ゴキュッ、ゴキュッ
 こちらまで聞こえてくる。飲み終わったら今度はすぐにオレンジジュースを汲んで
ゴキュッ、ゴキュッ、ゴキュッ
また聞こえてくる。実に不快である。
 2杯呑み終えた彼は、まだ御飯とみそ汁が運ばれてこないうちに、まずは納豆をすすり出す。
シュババボブバッ シュバッ!
 食べ終わったところでスクランブルエッグを食べる。
ジュビロズビロブボッ  ピロッ
 かな~り不快である。食べ終わるとハム、そしてサンマと、次々と単品で片付け(食べ)ていく。実に躾がなっていない。御飯とみそ汁が運ばれてきたが、既におかずはほとんど無い。みそ汁の茶碗を掴んで
ズビビビビビビ
 これは許す。みそ汁だから。あっという間に食べ終わるとおばあちゃんをまた捕まえて
「○○○○が、先方次第なんだよう。」
 最初の方はよく聞こえなかったが、どうやら何泊することになるのかわからないと伝えている。仕事なのかなんなのか知らないが、とにかく相手次第で自分が何泊することになるのか決まってくるという話をおばあちゃんにしたかったらしい。
「で、代金なんだけど、最後にまとめでいい?それとも毎朝ペイする?」
 『ペイ』なんて、30年ぐらい前に『俺たちひょうきん族』でトシちゃん(島田俊郎)が言っているのを聞いた以来である。
「任せるから。どうして欲しいか言って。」
 言われたおばあちゃんはろくに返事もしない。たぶん私の感覚は普通であろうが、彼は間違いなく
詐欺
である。連泊して宿代を踏み倒す、アレである。
「(´ー`) どちらでも、お客様の都合のよいようにしてください。連泊なさるんですか?ならば是非とも当ペンションの晩ご飯もお試しになってください。」
「せっかくだったらその土地でおいしいもの食べたいじゃない?昨日もお寿司食べてきたのよ。ナニナニ?そんなにおいしいの?ここの晩ご飯。」
「(´ー`)えぇ、自慢のサーロインステーキです。」
「え?肉?じゃぁいらない。よそでおいしいもん食べた方がよっぽどいいもん。」
 失礼なヤツではあるが判断は正しい。私も繁華街まで行くタクシー代を惜しみなく使える身分であったなら、ステーキなど食べない。ただ、小樽のお寿司はネームバリューの分だけべらぼうに高いが、ではおいしいかとなるとそうでもない。過去に一度だけ小樽で鮨を食べたが、あの値段を取られてあの程度の味であるならマクドナルドで十分である。その後何度も小樽を訪れている私だが、鮨だけは食べない。そう決めている。
 おばあちゃんが厨房に引っ込んだので、レストラン内には3人だけになった。
「お客さん達、どちらからいらしたの?」
 別にオマエの客ではないという気持ちはあったが、無視はいただけない。ただ、愛想良く返事をすれば漬け込まれる元となるので、半分無愛想に答えた。
「○○です。」
「あぁ、そうなんだぁ、へぇ・・・・・。」
「(-"-)・・・・・」
なんだ?聞いておいてそれだけか?でもまぁ、それも(詐欺の)手なのかと思い、放っておくことにする。しかし、次の瞬間、彼は私の隣に座った。ちょっと彼の雰囲気について補足しておくが、あの映画『ハムナプトラ』に出てくるエヴリン。私、彼女結構好きなんですけどね?あ、でも吹き替えの声優さんはいただけないな。いやいや、彼女が彼に似ているのではなく、似ているのは彼女の兄役のジェナサン。吹き替え役と映像で見える彼とをそのまま今目の前にしている、そんな感じのお調子者である。
「いやぁ~、ぼかぁねぇ、世界をこうして何十国も旅しているんだよぉ~。」
 『こうして』の言葉が出るような脈絡のある話を、私はまだ彼とはしていない。
「いやぁ、でもお客さん達、通だねぇ。やはり旅はこういう人のいないところを選んで来なきゃ。」
 それは同感である。
「あんな人ばっかりいるところ、わざわざお金を払って、ぼかぁ、行きたくないね。」
 『あんな』ってのはどこのことだ?ただまぁ、コイツの言っていることはよくわかる。例えばディズニーランドで、金を払っているのに何時間も並んで待って乗り物に乗っている輩の気が知れない。そもそも私に『並んで待つ』という概念がない。ラーメン屋なんか並ぶくらいなら自分で作った方がよほどおいしいでしょう?店に行列ができたなら経営者として考えるのは客の回転率。その間、味はどんどん落ちていることでしょう。あるいはパチンコ屋の開店に並ぶ。いやいや、あんな恥知らずな事、できませんねぇ。どこで誰が見ていようが関係ないような生き方しているなら別ですが。
「いやぁ~、ここを選ぶとは、まさに旦那さん、通だよ。」
 旦那ではない。
「いやぁ、僕ももう54になる今だからこそ、こんなのんきな旅をしているけどねぇ、若い頃は働きまくってねえ・・・・・・」
 彼の話は延々と続いた。
「女房は女房で仕事を持ってて・・・・・・・。」
 まだまだ続く。どうやら女房は先生のようだ。何の先生かはわからなかったが。
「昨日ねぇ、いいバイオリンを見つけてねぇ。400万なんだよぉ~。でもどうしても欲しくてねぇ、400万必死でかき集めて買ったんだ。部屋に見に来る?」
 なぜ男の私を部屋へと誘うのか意味がわからなかったが、とにかく詐欺とはこういうものなんだろうと、適当に聞き流していった。
 時計を見ると出発の時間が近づいていた。
「(´ー`) いやぁ、貴重な経験のお話しをどうもありがとう。楽しかったですよ。じゃ。」
「あ、そう?残念だなぁ~。」
 部屋に戻って出発の準備。同行者が
「私、いつKtaro先生が怒り出すんじゃないかって冷や冷やでしたよ。」
「え?怒らないですよ。」
 話を聞いていて、あまりこちらに被害が及びそうな誘いが無かったので単なる金持ちの道楽民なのかと思って聞いていた。しかしまぁ、人が騙されるときはそうやって安心したときであろうとは思うので半分聞き流し状態ではあったのだが、今思えば単なる寂しがり屋だったのかも知れない。
 部屋に戻って支度をし、チェックアウト。外に出るとジェナサンがバイオリンを弾いていた。話に寄ればどんな楽器でも弾けて、バイオリンは一番得意だと言っていたのだが、どこからどうきいても『6歳になったのでバイオリン始めてみました』という感じの腕前だった。
 ナビは高速道路を通るよう勧めていたが、平磯岬まではたいした距離ではない。下の道を走って向かうが、近づくにつれてどうもたいしたことのなさそうな岬であることがわかってきた。商業施設が建ち並ぶその奥。ちょっとした漁港になっている。
20090807002.jpg
20090807003.jpg
 この船、なんでこんな色にしちゃったんでしょうねぇ?
20090807004.jpg
 もしかしてあの横に長い建物に合わせた?あれ、たぶんマイカル小樽です。ポスフールって言うんでしたっけ?昔はサティだったような・・・。
20090807005.jpg
 たいして大きくもない観覧車。横浜ベイエリアだかなんだか、そんな感じのもの無かった?それの真似でもしたのかな?あちこち写真を撮っていると釣り人が不審そうにこちらを見つめているのに気付く。それはそうだ。こんな景色、カメラに収めるものでもない。そうそうに次の岬へと向かうことにしました。
【2009/09/13 04:53】 岬巡りの旅 日本海沿岸編 | トラックバック(0) |
コメント(2)
Chie/ Ktaro/ 
comment
♥  
楽しそうですねえ~~~
旅の途中でへんちくりんなヒトと会うのは、またこれも思い出のひとつとして残りますね。
こちらでは普段そういう方と遭遇する機会が少ないので、いったいどこに生息しているんだろうと思ってましたが、どうやら定住してなさそうですねww

【2009/09/13 13:51】 url[Chie #-] [ 編集]
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♥  To Chieさん
 なんか音楽家なのかなんなのかわかんないですけど、ブラブラあちこち行ったり来たりしているようです。でもねぇ、うらやましいっちゃあうらやましいですね。コチトラアクセク働いても毎年給料が下がるばかりで・・・・・。

【2009/09/13 21:08】 url[Ktaro #xs9SEtpE] [ 編集]
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