ぶつぶつ・・・。 春の家庭訪問
ジャンルわけなんてできないですね。「ぶつぶつ」ですから・・・。
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No,405

春の家庭訪問

 ようやく家庭訪問週間も終わりました。やはり疲れましたよ。よくもまぁ、これだけ問題抱えてたなと感心するぐらい、いろ~んな話が・・・。
 家庭訪問で次々と相談されるいじめ・からかい・授業崩壊・・・。
「ヾ(- -;)オイオイ、クレーム係じゃねぇんだぞ。」

 21日金曜日から始まった家庭訪問。1軒、2軒と順調に終わらせていった5軒目。予定時刻の5分前に着いたものの、家には誰もおらず。数分後に両親揃って仕事場からかけつけてきた。共働きで、しかも商売をしているのに両親揃っての登場。
「(;´д` )絶対なんかあるわ、こりゃ。」
 案の定、子どもが長期にわたっていじめ・いやがらせを受けているという。
「わかりました。今日は金曜なので明日直ぐにと言うわけにはいきませんが、月曜日中になんとかします!」
「( ゚∀゚)ハハハ、先生、それは無理だって。」

 保護者の方がやや消極的。勿論、私も即日解決なんてあり得ないとは思うが、やっている側に釘を刺すことぐらいはできるはず。それと、私までもが
「いじめはどこにでもあるよなぁ。なくならないよなぁ。」
って思っちゃうと(本当は思っているが)、解決しなきゃという意志が弱まるので、必ずこうやって大見得切って自分を追い詰めることにしている。

 月曜日。朝から授業は満杯。12時30分に生徒を帰して13時からはもう家庭訪問の予定を入れてある。学級に対する指導どころか本人から話を聞く時間すらない。
「やっぱり、時間が無いから今週中になんとかしますって言おうかなぁ・・・。

ヾ(≧∇≦)ゞいかんいかん!


 とりあえず1時間目の3年生の授業。プリントを用意する。
「あのな、ちょっとウンコしてくるから、これでもやってろや。」
(^○^) アハハ
(* ̄ー ̄*)イヤァー

 いじめられている生徒を直接私が呼ぶと、それを見てやっていた側が警戒するだろうから、伝言する形で呼んであった。

 昨年、この学年には教科指導も何もかかわっていなかったので、子ども達のことはよくわからないが、この生徒は廊下ですれ違う度に顔に特徴があるので覚えていた。彼のことは入学してきた当初から印象に残っている。いつも困ったような顔をしていた。もともとがそういう顔つきでもある。私は彼のことを影ながら困った猿と呼んでいた。しかし、困った猿は、本当に困っていたのだ。
「色々あったことはお父さん達に聞いた。2年生になった今でも続いているのか?」
「(;´д` )ハイ。去年よりは大分減ったんですが・・・。」
「最近では誰にどんなことをされた?」
「(´Д`)ハイ。○○君に*****をされたり、あ、今日も△△さんに#####って言われました。」
「あ?うちの学級は女までそんなことをするのか?・・・・・。たぶん、そうやって嫌がらせされたりしてるのはお前だけじゃないんだろうな。わかった。今日、4時間目の総合学習の時間を潰して話をすることにする。お前もその場にいるわけだから、つらい1時間になるだろうが、必ず今日中になんとかしてやる!」
「(^▽^)ハイッ!よろしくお願いします!」

 とりあえず私も授業に戻り、2時間目、3時間目の授業を終わらせる。授業をしながら4時間目のシナリオを考える。おかげで授業中は計算間違いを2回した。だんだん私の脳も衰えてきているようである。

 4時間目の始まりのチャイムが鳴ったが、まだシナリオの最後の部分ができあがっていない。5分ほど遅れて教室に入る。

ガラガラガラッ

「きり~つっ!

気を付けーっ!

れーっ!」


ガサゴソガサゴソッ

 全員が座って静まったところで話し出す。
「お前らちょっと、全体的に1m後ろに下がって前を空けろや。」

ガーッ  キーッ

「(`Д´)引きずんなっ!」

 子ども達の顔から笑顔が消える。おもむろに掃除箱からほうきを取り出し、前の開いた部分の掃き掃除をする。
「1m下がっただけで足りればいいんだけどな。」
 私が何を言って、何をしようとしているのか子ども達にはわからない。ただ、これから楽しいことが始まるわけではないことはわかったようだ。
 教卓を端に寄せて教壇の上に椅子を乗せて座る。
「おい、鈴木(仮名)!ちょっと前、来いや!」
 え?俺?みたいな顔をしてすごすごと出てくる。
「まぁ座れや。」
 ちょろちょろとしてよく怒られている鈴木だが、雰囲気を察したようで、きちんと正座して座る。
「お前、最近係の仕事はきちんとしているのか?」
「やっ、やってます・・。」
「本当かぁ~?なんかいつ見ても重いモンは女子が運んでるように見えるぞ?」
「え?お、俺、やってるよなぁ。」
 女子に同意を求めるが、女子は頭を横に振る。
「おい、☆☆に□□!ちょっと前に来い。」
 その女子二人も前に呼ぶ。
「まぁ、座れや。」
 二人とも鈴木をはさむようにして正座する。
「お前らなぁ。こいつがいつまで経ってもガキみたいに働かないの、なんでだと思う?」
(-”-;) ??
(-”-;) ??
「お前らの言葉遣い、酷すぎんだよ。」
( ̄ー ̄)(ー_ー)( ̄ー ̄)(ー_-) ウムウム
 鈴木がうなずく。
「(`Д´)いいんだよ!お前はうなずかなくて!」
(;´д` )
「お前達は思ったことをすぐにポンポン口に出す。良く言えば自己主張ができるって事だが、『こう言ったら相手はどう思うだろう?』って思慮が足りねぇんだよ。オメェ、その口調で随分酷いことも言っているらしいなぁ。」
「( ̄o ̄) え?」
女子のうちの一人に問い質す。
「吉田(仮名 朝呼んだ生徒)に向かって『顔キモイ』だのなんだの言ってるらしいじゃねぇか。」
「・・・。」
「それ見て他の奴もヘラヘラ笑ってるんだってな。他にも机の中にゴミ入れたり、勝手に鞄の中漁ったりする奴もいるらしいじゃねぇか。」
「そ、それは・・・。」
「おい!学級代表!ちょっと前来いや。」
 男子の学級代表の矢野(仮名)と女子の代表大石(仮名)が出てきて座る。
「おい、矢野!お前、吉田が嫌がらせを受けているところ、まさか見たことねぇとは言わねぇよな!」
「\(。 ̄_ ̄。) ハイ」
「オメェもやってんのか?」
「(;゜0゜)いいえっ!」
「じゃぁ1回でも止めに入ったのか?」
「(´Д`) いいえ」
「お前ら学級代表はみんなで決めたんだよな。『こいつだったら信用できる。こいつにだったら注意されてもいうことがきける』って奴の名前書けって言って選ばれたのがお前らだよな。吉田もお前の名前を書いていたんだとしたらどうするよ、あ?」
 実際、吉田は矢野の名前を書いていた。
「こいつらだけじゃねぇ。お前らん中にだって見て見ぬふりした奴や、実際に嫌がらせした奴、居るんだろうがよ。覚えのあるやつは出て来いや。」
 後ろで椅子に座っていた奴らにも話しかける。二十数人が出てきて前に座った。
「( ̄Д ̄;)オメェら、いったいどんな学級なんだよっ!おい、そこっ!テメェ、何つま先立てて正座してんだよ!」
 女子一名がスカートに隠して明らかにズルしているやつがいた。
「(;゜0゜)あ、あの、足が痛くて座れないんです。」
「我慢しろやっ!」
こいつは嘘つきの目をしている。吉田やそれ以外の奴に色々嫌がらせをしてきた張本人だ。
 前にずらりと並んだ奴ら一人一人に『あんなことやったらしいな こんなことやったらしいな』と、確認していく。
「あのなぁお前ら。いじめってのは二人じゃ成立しねぇんだよ。吉田が鈴木にいっつもこき使われているとか、そう言うんだったら何も言わねぇ。どこにでも上下関係があるから。嫌なら嫌だって吉田が言えばいい。でもな、相手が一人じゃなくて二人になったらもういじめなんだよ。ましてや周りで見ている奴らもいるんだろ?いじめる奴といじめられる奴と周りで見ている奴がいて初めていじめになるんだよ。なんでそこで誰一人として止めに入る奴がいねぇんだよ!」
・・・・・。
「今後ろで座ってるお前らも同じだ。『私は知りませんでした。何も見ていません』なんて無関心でいるんだったら学校なんていらねぇんだよ。塾に行って勉強すりゃぁいいし、家で一人でゲームでもしてりゃいいんだよ。わざわざ32人が集まっているってのはそういうことじゃねぇだろっ!」
・・・・・。

 以下、延々と説教は続く。最初に呼び出されたやつは、実に40分も正座していたことになる。
(ちょっとやりすぎたかな?これなら親から苦情が来てもおかしくないな・・・)
 しかし、前に正座していた子どもの中でも何人かの知恵ある者達の目つきがいいものに変わった、そういう手応えはあった。馬鹿はやはりただ怒られて反省するだけの目だが、そうではなく何かに気づいたような、あの、わからない問題が解けたときのような、そういう目をしていた。

「でもな・・・、この後の家庭訪問で何言われるかな・・・。」

 そんな不安を抱いての残りの家庭訪問であったが、賛否の否の方はまったくなかった。親たちは子どもからしか話を聞いてないわけで、子ども達がこの説教タイムのことをただ不満に思っているのであれば、当然そのような形でしか親には伝わらない。しかし否の方が無かったと言うことは、それなりに子ども達も理解したのだろう。ま、自分がいじめた側であることまで正直に話した奴は居なかったようだ。でもそこで『お宅のお子さんもやってたんですよ』って教えることにたいした意味はないので黙ってはいたが・・・。


 こんな中、翌朝また新たな事件が起きたわけだが、それはまたの機会ということで。

ででんでんでん♪
【2006/04/30 10:12】 今日のぶつぶつ | トラックバック(0) |
コメント(7)
愛里/ Ktaro/ JJ/ ぱらこ/ Ktaro/ Chie/ Ktaro/ 
comment
♥  
家庭訪問お疲れ様でした。そして、大変な問題解決もご苦労様です。

学校が多少荒れていたせいか、中学時代って何かと問題が起きていたのを思い出しました。いじめ、ケンカ、先輩との問題…。問題が起こる度に授業を潰して学年集会がありました。その時の先生の目はいつもとは異なり、問題に正面から向かって行っていたような感じがします。最初の頃は面倒だなっと思ったりもしましたが、先生方の真剣さに打たれた事が何度もありました。
このような問題は完全には無くならないのかもしれませんが、減っていくのを願うばかりです。

【2006/04/30 10:41】 url[愛里 #OdXeW056] [ 編集]
----------------------------------------
♥  To 愛里さん
 解決はまだできてないかな?減ってくれてれば幸いですが・・・。

 私が中学の時は第2次校内暴力の終焉を迎えた頃。終焉を迎えた理由は一つ。中学生でも逮捕されるようになったから。なんの解決にもなってなかったと思いますが、今自分が教師となり、当時嫌だった教師像を思い返し、決して大人の都合で同じような姿とならないように、頑張っていきたいと思いますよ。ヽ(^。^)丿

【2006/04/30 13:48】 url[Ktaro #xs9SEtpE] [ 編集]
----------------------------------------
♥  
大人の社会でもいじめがあるくらいですからねぇ。。
生徒時代にいい先生に会えるかどうかでその辺りの考え方や対応の仕方もずいぶん違いますから。。
かく言う私も苛められっこでしたねw 中学まではww
(今を知る友人には嘘だといわれますが(汗))

目つきがいいものにかわったって、いいですね♪
クラス全体の雰囲気もいい方向に向かうよう、祈ってます。
まだ結果出てないようですんで、とりあえず、エールをおくりますねっw

【2006/04/30 22:28】 url[JJ #-] [ 編集]
----------------------------------------
♥  
先生!気合入れて頑張ってくださいね!

教師というのは生徒と親との間に挟まれて大変だな・・・(((((゚ω゚;)と思いますが!

今時の先生は実に優しすぎると思います。

大人になって心に残って思いだす先生って、やっぱり厳しくって、それでいて心がある先生だったと思います。

今の時代の生徒って何だか解からないけれど・・・いろんな意味で救って欲しいと思いました。

【2006/04/30 23:46】 url[ぱらこ #-] [ 編集]
----------------------------------------
♥  
To JJさん
 集団の中で生き抜くために弱い標的を作り上げ、そちらに目を向けさせるという自衛手段らしいですね、いじめってのは。猿の名残だとか・・・。まぁ、学者さんがいうとそれっぽく聞こえますが、でも猿から進化したはずですものね、我々は。もう少し別の自衛手段を考えさせなければいけないのだと、そう思っております。
 目はねぇ、ほんと口ほどに物をいいますよ。口以上に。それを見た私の目が節穴でなければの話ですけどね。エール、ありがとうございます。

To ぱらこさん
 厳しかろうが優しかろうが、やはり心があるかどうかですよね。私にはあるのかな?心・・・。
 たとえば私が真に子どものためを思って日々やっているのかと聞かれれば、答えはきっとNoでしょう。自分自身、こうはなりたくない!こうありたい!って思いで動いていると思います。そうであって子どものためにもなれば、一石二鳥ですね(^○^)。
 いやいや、こうしてみなさんからいただけるお言葉。ホント明日への糧となります。本当にありがとうございます。この意欲をもってして連休に臨みたいと思います。(ってヾ(- -;)コラコラ)

【2006/05/01 20:21】 url[Ktaro #xs9SEtpE] [ 編集]
----------------------------------------
♥  はぁ~
Ktaroサンってホント素敵な先生だわぁ。。
冷静に分析しながら進めて行ける頭の良さに、くらくらしてます(^^♪
いいクラスになりそうですね。
早く新たな事件が知りたいよぉ~~~
 

【2006/05/03 00:34】 url[Chie #-] [ 編集]
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♥  To Chieさん
ヘ(-_-ヘ フフフフフ
記事だからってかなり脚色して書いてるかも知れませんよ?
 いやいや、記事にするにはあまりにも酷すぎる内容(私の言動)は省略させていただいておりますm(_ _)m

 冷静に分析できているかな?ただ、色々考えながら物事が思った方向に進んでいくことが楽しいですね、この商売仕事。みなさんのように大人相手であったなら、こうはいかないんでしょうねぇ。
 そういえば、次の事件が起きたんでしたね。今思い出しましたよ。でもなぁ、あんまりいい解決できなかったからなぁ・・・。

【2006/05/03 06:22】 url[Ktaro #xs9SEtpE] [ 編集]
----------------------------------------
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