ぶつぶつ・・・。 2007年 受難の年・・・②
ジャンルわけなんてできないですね。「ぶつぶつ」ですから・・・。
No,

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)
No,674

2007年 受難の年・・・②

 さて到着した30日の晩。と言っても夕方5時には晩酌が始まりましたが、ふと気がつくと我が父がなんか話しかけてくる。
((-”-)酔っとるな・・・。)
 幼い頃から父とはほとんど会話をしたことがない。家にいなかったわけではないが、もともと無口な人であった。お酒もよく飲んだ。帰ってきてから寝るまでひたすら注ぎ続けて呑んでいた。かといって酔っぱらってしゃべり出したり、笑い出したりということはない。ただ飲み続けて、そして寝るのである。
 ところがやはり70も過ぎれば体力も衰えてきたようで、最近ではよくしゃべる。一生懸命話しかけてくるのだが、こちらにとっては『知らない人が話しかけてくる』のも同然。知ってはいるが会話したことがあまり無いのだから。しかも話すのは盆と正月だけ。老いも手伝って毎回同じ話をしてくるのだ。
「Ktaro、おじいちゃんの山には行ったことあったんだったかなぁ?一度見せておきたいんだけど・・・。」
「(またその話かい)あるよ。小学生の時に釣りしに行ったでしょう。テント張って泊まったし。」
「そうだったかなぁ。」
 ここ2~3年というもの、帰ったら必ず墓をどうするか、山をどうするか、この家の土地をどうするか、その話ばかりである。
「おじいちゃん、死ぬ前にお父さんとおじさんに贈与するって言ったんだけど、贈与税がバカにならないほどかかってな、それで相続する形にしたほうがいいって言ったんだけど、おばさんが『私にももらう権利がある』って父さんに泣きついてきてナァ。」
(( ̄Д ̄;)聞いた聞いた、聞いたでぇ、その話。)
「なんだかんだ言っているうちに、おじいちゃん、生きているうちに山を3つに分けて贈与しちゃったんだよ。ところがお父さんが継いだところはつながってるんだけど、おじさんがもらったところは離ればなれになっててなぁ。つながるように分け直そうって言うんだよ。でもなぁ、おじいちゃんがそうやって分けたのには理由があるはずだってお父さんは言ってるんだけど、でもおじさんがなぁ・・・略・・・・。おばさんは死んじゃったからおばさんが継いだところは今は○子ちゃん(私のいとこ)が所有しているんだけど、売りたいって言ってきてナァ?・・・・・・・・略・・・・・・・・で、おじいちゃん、生きてるときにすばらしい林道を造ってあったんだけど、もう何十年もほったらかしでなぁ、お父さんそれを作り直そうと思ってるんだよ。でもなぁ、3つに分けてしまったから、林道を造るとおじさんや○子ちゃんの土地にも作ることになってナァ・・・・・・略・・・・・・、今売ってしまうと数百万程度なんだけど、北海道の木が見直されてきているから、お父さんの時代には高くならなくてもKtaroの時代にはまた高くなると思って売らずにおこうと思うんだよ。でもなぁ、おじいちゃん、生きている間に3つに分けて贈与しちゃって・・・。」
(あ、最初に戻った)

 毎回同じ事を聞かされ、しかもその1回1回で何回も繰り返して話をする。私も酒飲みであるから、酔ってのことだろうと黙って話を聞き続けたのだが、それを見かねた母が
「Ktaro、これ見る?違う番組にする?」
「ん、これ見たい・・・んだけどねぇ・・・。」
「ほらお父さん、Ktaro、テレビ見てるんだって。」
(( ̄Д ̄;)アワワ、逆効果な・・・)
「(`Д´)なんだ!話に割り込んで!今、僕がKtaroと話してるんだっ!トーク番組なんてくだらないっ!僕は大っ嫌いだ!こんなもの!」
((;´д` )ほーらね)
「いっつも同じ話してるよ。Ktaroに関係ないでしょう?あんたがお義兄さんともめてる話なんて。」
「あるよっ!関係あるよっ!僕はKtaroに相続するんだから。」
((-"-)イラナイ・・・)
「なんでそうやってあんたはいつも僕の邪魔をするんだ。大事な話なんだぞ?もう明日、僕は死んだっておかしくないんだ。」
「じゃぁ、酔ってないときにしなさいよっ。大事な話ならっ!」

 まぁ、昔っから喧嘩ばかりの夫婦である。慣れてはいるものの、毎度毎度こうやって初日に喧嘩されるのもたまったものではない。

「あのね、お父さんね、土地が続いているのがいいはずのものを、わざわざ所々分けておじさんに渡したって事には必ずなんか理由があるよ。植えてある木だとか何か。そこのところ、しっかりとおじさんと話し合った方がいいんじゃない?この家の土地も、裏に姉さん達が家を建てたでしょう?父さん達のことを近くで見てくれているんだから、俺は別にそのまま姉さん達に渡してしまってもいいと思うよ。山だってまだ父さん達の世代が引き継いだばかりで全然整理できてないじゃん。僕に相続する話をする前に、相続された父さん達の代での話をスッキリさせるのが先だと思うよ。だいたい、たいした老後の蓄えもせずに老後になっちゃってるんだから、相続なんて考えずに持ってる物、使っちゃっていいんだからね。俺も仕事持って自分で生きる分は自分で稼いでるんだから。」

 姉夫婦は今の実家の裏庭だったところに昨年、家を建てた。ただし土地は貸している状態のまま。完全に贈与してしまうと姉だけ死んだ場合に、他人にあげたことになってしまうかららしい。相続という物は妻が半分。子が残りの半分を等分することとなっていると、公民で習った記憶があるが、それは遺言で相続されていなかった場合の話らしい。父は古い人間である。家の土地を長男である私ではなく他家へ嫁いだ姉が使っている現状で、私に対して一種、申し訳ないように思っているのかもしれない。姉は上手にそこへ家を建てたわけだが、私としては別にどうでもいいことである。近くにいて、もしもの事があれば当然姉が面倒を見るであろう。それだけでなく日々の生活で孫やら何やらで父母に生活の潤いを与えているのであるから、子として当然そのまま相続する物だと思う。山だってそうである。山は山であって金ではない。緑を残そうというご時世であるから、もしも相続してしまったら祖父の代からの意思を継いで維持費を払って行くことになるだろうが、それ以前の話はそれ以前の代でカタをつけてもらいたいものだ。

 酔っぱらっていることを考え、優しく言ったつもりであったが、父が一言、
「Ktaroの言うとおりなんだけど・・・たまには俺の話を聞いてくれよ・・・。」
 そう言って2階の自分の部屋に引き下がって行った。

 歳をとり、時々訳のわからないことをいうようになったが、それでもやはり私にとって父、母は絶対である。もしも何かあれば頼れる存在であった。それがあんな弱々しい事を言うのを見て、なんだか涙が出てきた。今思えばこの涙が、さらなる受難を生み出すことになったのだが・・・。


【2007/01/07 00:36】 今日のぶつぶつ | トラックバック(0) |
コメント(2)
ポチャコ/ Ktaro/ 
comment
♥  気になる~
続きが気になりますが、明日まで待ちまする~
Ktaroさんのご両親、うちとよく似てます。
うちも父が酒飲み、そして毎年からだあげく(ここは違うかな?)
「子供の教育がなってない!」ってね。
自分は私達には一切タッチしない親だったのに。
でも最後に涙が出るってKtaroさんはお父さんが好きなんですね。
私はこの正月も嫌な思いをしてきたから、きっと父がいなくなっても涙が出ないって確信しました。
これも悲しい事です。
続きを楽しみにまた明日うかがいますね~♪

【2007/01/07 11:20】 url[ポチャコ #4RC2UZCQ] [ 編集]
----------------------------------------
♥  To ポチャコさん
 (-"-)ドウナンダロ?好きなのかな?まぁ親ですから嫌いってのはないですが、ただ、情けなく思ったのは確かですね。次の日なんか『どんどん説教してくれ』なんて言ってましたが、母曰く、『あれは嫌だの裏返しよ』ですって。いったいなんなんだか・・・。

【2007/01/07 12:47】 url[Ktaro #xs9SEtpE] [ 編集]
----------------------------------------
投稿













管理者にだけ表示を許可する




trackback
trackback url ↓
http://f515.blog17.fc2.com/tb.php/674-40105bf3



| ホーム |
アクセスカウンター

アクセスカウンター
出会いライブチャット出会いモバコイメル友

CalendArchive

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
独身・フリー
59位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
独身生活
36位
アクセスランキングを見る>>

最近のコメント

リンク

※半年間無更新で削除してます。再開しましたらご連絡くださいね。

このブログをリンクに追加する

左クリックで餌をあげてね

ブログ検索


Copyright(c) Ktaro All Rights Reserved /
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。